2022 年世界選手権の授賞式にて中指を立てる
Embed from Getty Images2022 年の FIVB 主催の世界選手権においてブラジル代表は 3 位に入賞しました。
その銅メダル授与式において、ブラジル代表のMB (ミドルブロッカー) であるルーカス選手は中指を立ててしましました。
参考記事 (動画あり):WCH 2022 M: Lucão flips middle finger during awarding ceremony, then apologizes (VIDEO)
すぐにこのジェスチャーは物議を醸しました。
ルーカス選手は SNS にて、内輪ネタのジョークだという弁解とともに謝罪しました。
ただし、もちろん謝罪だけで済む問題ではありませんでした。
FIVBはルーカス選手に対し、4 試合の出場停止処分を与えました。また、罰金として約 3 万ブラジルレアル (*約 76 万 5 千円) を科しました。ちなみに、この出場停止処分は 2023 年の VNL (ネーションズリーグ) からとなります。
この衝撃的な行為ですが、実は初めてではなかったのです。
* 1 ブラジルレアル=約 25.5 円として
過去にも同じ行為
2019 年 FIVB ワールドカップの授賞式においてそれは起きました。
ブラジルはその年のワールドカップで優勝を果たし、金メダルを獲得しました。
そんな祝福ムードの中、ルーカス選手はその輝かしいメダルを受け取った後、なんと中指を立てたのです。
このジェスチャーは FIVB の調査対象となり、CBV (ブラジルバレーボール連盟) もこの事件の処理に向けて動きました。
結果、ルーカス選手に対し、3 試合の出場停止処分が下されました。
当時 33 歳のベテラン選手のこの行為は世界に衝撃を与えました。
ルーカス選手は好きな選手の 1 人なのでショックがでかいです、、、
今後同じ過ちを犯さないことを切に願います。
ルーカス選手のあれこれ
Embed from Getty Images【略歴】
2004~2015 ブラジルにて活動。5チームを経験。
2015~2016 イタリアのモデナで活動
2016~ ブラジルに戻り、現在クルゼイロにて活動。
大会にてベストミドルブロッカーを何度も受賞するなど、経験豊富なベテランである。