テレビの解説などで出てくる「サイドアウト」「ブレイク」という言葉。
聞いていてどんな意味だろうと思ったことはないでしょうか。
今回は、この2つの言葉について解説していきます。
サイドアウトとは
サイドアウトとは、サーブレシーブ側のチームがそのラリーを制しポイントを獲得することです。
サイドアウトを取ったチームは、ローテーションを行います。
言葉だけだと分かりづらいと思うので、図にして解説します。最初のサーブ権は、A チームが持っているものとします。
ブレイクとは
ブレイクとは、サーブ側のチームがそのラリーを制しポイントを獲得することです。
ブレイクを取ると連続得点となり、得点したチームはローテーションを行わず再度同じ選手がサーブを打ちます。
これも図にして説明します。条件は先ほどと同様に、最初のサーブ権を A チームが持っているものとします。
テニスでも「ブレイク」という言葉が使われますが、使い方が逆ですので注意して下さい。
試合におけるサイドアウト / ブレイクの考え方
バレーボールでは圧倒的にサイドアウト側(サーブレシーブ側)の方が有利です。
そのため、シーソーゲームになっている場合は、大抵サイドアウトゲームです。
バレーボールは極端に言うと、サイドアウトを落とさなければ 1 つブレイクを取るだけで勝てるゲームです。(下図参照)
そのため、お互いのチームはいかにしてサイドアウトを落とさず、ブレイクを取るかを考えます。
サイドアウトを取りたいチームは、サーブで崩されずセッターのところにボールを持っていくためにフォーメーションを考えたりします。
また、ブロックに捕まらないように攻撃パターンを考え、用意します。
一方、ブレイクを取りたいチームは、いかにしてサーブで崩すかを考えます。強いサーブを打つだけではなく、コースを狙って相手スパイカーの助走を妨害するのも有効な手でしょう。
また、ブロックで相手のスパイクをシャットするために、ブロックのフォーメーションも考えます。
このサーブで崩し、相手にオープンスパイクだけを打たせて 2 枚もしくは 3 枚ブロックで止める (いわゆるサーブ&ブロック) というやり方が、最も効果的なブレイクの取り方の 1 つとなります。
試合観戦でのサイドアウト / ブレイクを考えた楽しみ方
強豪チームと対戦する時は、サーブでほとんど崩せません。崩せたとしてもオープントスを打ち切ってくることが多いため、ブレイクを取るのが難しくなります。
つまり、強豪チームとの試合に勝つためには、サイドアウトは特に落とせないのです。
女子バレーだと、ラリーが多く、サイドアウト率は低めです。しかし、男子バレーは女子バレーに比べるとラリーが少ないため、サイドアウトを取らなければいけないという緊張感が特にあります。これが、男子バレーの魅力の 1 つでもある思います。
バレーボールの試合を観戦するときは、是非このサイドアウトとブレイクの流れにも注目してみてください。すると、また違った楽しみ方をできるのではないでしょうか。