ブラジル代表のウォレンス・デ・ソウザ選手、無期限出場停止処分

大統領への暴力を扇動するような投稿を行う
クルゼイロは無期限出場停止処分にする
CBV も反応を示す
オリンピックも現状出場停止
ウォレンス・デ・ソウザ選手基本情報
参考記事

大統領への暴力を扇動するような投稿を行う

ブラジル代表のオポジットであるウォレンス選手は Instagram において行き過ぎた投稿をしてしまいました。

当初、ウォレンス選手は 12 口径のショットガンと一緒に写真を投稿し、質問箱をオープンにし、フォロワーと交流を図りました。その質問箱においてフォロワーの 1 人が反応し、「この 12 口径でルーラ(大統領)の顔を撃ちますか？」をいう問いかけをしました。

ウォレンス選手はその質問に反応し、アンケート機能を使い、「誰かやりますか？」というコメントと共に天使の笑顔の絵文字を投稿してしまったのです。

この大統領に対して暴力を扇動するような投稿はすぐに問題となりました。

ウォレンス選手はすぐに謝罪の動画を投稿。しかしながら、それだけでは問題は収まりませんでした。

クルゼイロは無期限出場停止処分にする

ウォレンス選手の所属チームであるクルゼイロはこの問題を重く受け止め、同選手を無期限出場停止処分としました。

クルゼイロのスポンサーもこの問題に強く反応しており、この決断に至ったとみられます。

CBV も反応を示す

CBV (ブラジルバレーボール連盟) もこの問題に反応しコメントを残しています。

repudiates any type of violence or incitement to violent acts and understands that sport is a tool for propagating values such as respect, tolerance, and equality

あらゆる種類の暴力や暴力行為の扇動を否定し、スポーツは尊敬、寛容、平等などの価値を広めるためのツールであることを理解している

ウォレンス選手は CBV の倫理的懲戒プロセスも受けることとなります。